ヒロイン:加 藤 由美子 26歳 愛称:ユッコ【h:170cm/w:48kg/3size:83.58.85cm】血液:O型/趣味:テニス/家族:父母兄/出身地:横浜/職業:モデル/バツイチ:子供なし 【TabooBianKeywords:青い鳥/オレンジジュース/ニップルリング/聖水/青い果実/VirginBreakerレモン/Les倒錯愛】



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プロロ~グ'"☆~"'春香の初恋☆ファーストキスはレモン色

短期大学の新入生春香(18歳)のはじめてのひと

高等学校医務員の鈴木恵子(35歳)独身

萩原由香子(27歳専業主婦)子供二人

高橋美紀(17歳)横浜山手高校二年

臨時講師の中川真由美(42歳)夫と子供2人

不感症だと思って婚約を解消した恵(21歳)家事手伝い

春香に舞いもどった青い鳥 '"'☆,.~エピローグ

あ とが き




プロロ~グ'"☆~"'春香の初恋☆ファーストキスはレモン色

 この春、帝京大学短期大学に入学したばかりの大竹春香は、まだ日も浅い通学電車の中で、ちょっとしたアクシデントにまき込まれた。 春香が立っている前を、ひとりの女性が通り抜けようとしたとき、電車が少し揺れて、その女性のハイヒールに足のつま先を踏まれた。 「うっ!」とうめき声をあげた瞬間、それに気づいた女性が、体のバランスを崩して、春香の上体に倒れ込んできた。

「ごっごめんなさいっ!」
「いえ、へいきです…ッ」
「ごめんなさいね? 痛い? 歩けそう?」
「いえ、へいきですから」

 電車が停車し、春香は彼女に支えられてホームのベンチに腰掛けた。踏まれたツマ先の痛みが強くなってくる。

「痛むでしょ。病院へ行く?」
「あ、いえ、へいきです」

 平気と言いながら、春香はあまりの痛さに、涙が止まらなくなった。 隣りに座った彼女も、ひどくオロオロして、必死になって春香の背中をさすってくれるが、痛いのはツマ先。 しかし現金なもので、すごい美人の彼女に背中を撫でられていると、やがて痛みが引いてきた。 だが、なぜか春香の泣き顔が、一層歪んでくる。 最後には、見ず知らずの彼女の肩に顔を埋めて、ワンワンと春香は泣きじゃくってしまった。 一人暮らしを始めたさびしさ、ひと恋しさが、今になって春香の胸にあふれてしまった。 ふたりの様子に、大勢の通行人が不審そうな表情で通り過ぎて行く。春香には、そんな周りの視線がなにも感じなくなっていた。

「あの~、わたしもう、へいきですから…」
「いいの。 家まで送らせて。 ね?」
「でも、わるいから。 もう、だいじょうぶですから…」
「気にしないで、おねがい。 悪いのは私だから、ね?」
「あ、はい…」

 彼女と一緒に、春香は自分のアパートの部屋に入った。 彼女は春香のツマ先を看て、手当てしたがったので、春香は行為に甘えた。 春香がベッドに腰掛けて、彼女が春香の足首を握り、摩ったり揉んだりしてくれた。

(わたしの青い鳥が、いまこの部屋に入ってきてるの?)

 唐突に、春香の気持ちがバラ色になり、しあわせな気分で膨らんだ。 なので、また春香は、彼女の見上げる前で、泣きじゃくってしまった。

「ねぇ、まだそんなに痛む?」
「…」 (はい、胸が、胸が痛くて…)
「どうしょう。 病院で看てもらう?」
「…」 (イヤです。 あなたが、そばに居てッ!)

 春香は、知らず知らずに泣き顔で、彼女の顔を(じっ)と見つめていたようだ。 その春香の初心な気持ちが、彼女の心の琴線を、幽かに震わせてしまったらしい。 だからなのか、春香の横に座っていた彼女も、それから無言になり、(じっ)とただ春香の顔を見つめた。

「…、…、…」 (あなたも、心の中で、青い鳥を探しているの?)



 都会の夕暮れにはめずらしく、東の空が夕焼けに染まり、ただじっと見つめあう、春香と、名前も知らない彼女の頬を、赤く染めている。 夕陽に染まるふたりの影がひとつになった。 うすいカーテン越しに覗けるふたりの影は、小鳥が啄ばみ合うように唇だけ合わせ、そのままずい分と時間だけが過ぎた。 やがて、ふたりの影が窓枠からは見えなくなった。

 ベッドに寝そべった全裸の彼女は、もう下腹部をも、隠そうとしなくなった。 プロポージョン抜群の裸身についている彼女の乳房は、小ぶりながらも、反りかげんにつんと突き出ている。 その形はすばらしい芸術品に春香には見える。 無理矢理彼女の着ているものを脱がせた春香は、彼女の裸身を見つめたまま、それだけで呆然となってしまった。

「あなた、わたしを、どうしたいの?」
「あ、いえ、わたし…」
「だいじょうぶ?」
「うん、だいじょうぶ…」

 彼女の両手が、すぅっとのびてきて、又泣き出しそうになった春香の腕をつかんだ。 彼女に引き寄せられるように、
春香が倒れ込むと、四つの乳房が触れ合った。

「わたし…、あなたのこと、スキです…」
「わたしも…」

 そのとき、春香の体に、ふわっと甘いうずきが広がった。 心の中に、イヤ、胎内の子宮がその甘さに震えて、
(きゅん!)と、微かな痛みが起きた。

「たまらないほどスキ!」(あなたは私の天使!スキ!スキ!大好き! これは、きっと夢だわ…)

 そう叫ぶやいなや、春香が彼女の裸身を強く抱き、唇も強く合わせた。  一瞬だけ、彼女は顔を捻って避けようとする仕草を見せたものの、ためらいはなかった。 初めて体験する女同士の愛撫。 春香には男性経験もなく、未だに処女だ。 彼女の素振りから、どうもその事実は、もう彼女にバレているらしい。 だが春香もまた、このキレイな彼女も、女同士でこんなことは初めてだと察していた。

(あなたは私の初めてのひと! 私ッ、あなたの初めての女になりたい!)

 絡みつくすべらかな女同士の肌と肌。 合わさった唇から不思議な快感がかもし出された。



短期大学の新入生春香(18歳)のはじめてのひと


(私ッ、あなたの初めての女になりたい!)

 春香が、名も知らない彼女と唇を合わせると、わずかに抵抗しようとする彼女の力も奪ってしまった。 少し緩めた春香の唇の間を、彼女の舌先が(ちろちろ)と動き、身を揉む春香の乳房が、彼女の乳房にこすりつけられた。 春香の心の中に、いよいよ燃え立つものが湧き出し、彼女の胸の上に顔を寄せていった。 そして、彼女の小さな唇から甘い吐息が漏れたと気づき、(そっとそっと)春香は、顔を彼女の股間に移動させていった。

「こら! もうカンニンして。 恥ずかしい、わたし…」
「ごっ、ごめんなさい…」
「あなたのことが心配なのよ、ね?」
「へ、へいきですから。 わたし…」

 彼女の股間に顔を寄せた春香は、興奮を引きずって声がうわずった。 彼女の女性の秘部を見つめる瞳は潤み、妖しい光さえ放ってきた。 遂に春香は彼女の草むらに唇を押し当てた。 (あ…)と彼女のあげた吐息が耳に入り、春香に先に進む勇気をくれた。

「なんか、変な気分、わたし…」
「す、素敵です! かっ、可愛いと思います…」

 春香の唇が、ついに彼女の一番大切な股間の唇に達し、無意識に舌の先を伸ばして、割れ目を捉え、やがてひそやかに身を震わせるクリトリスまでも捕らえた。 すると、彼女の裸身に細やかな痙攣が起きた。 生まれて初めてのアブノーマルな世界に浸りながらも、春香は、自分の肉体に潜む不可思議な性を、咎めようとする気がまったくなくなってしまった。 自分がこうして欲しい!と思うことを、春香は必死で彼女のそこに施した。

「ああ、困る…、わたし、困る。 変になっちゃう」
「ほんとですか? ほんとうに、気持ちいいですか?」

 彼女のぬめりに、春香の指も加勢に加わった。 舌の先では、そこの形状をしっかり確かめようと動き回り、指先では、彼女の芽を噴いたクリトリス、ただ一点に当てたまま、小きざみに震動をくわえつづけた。

「春香さん!そこ、そこ! わたし、駄目そこっ!」

 彼女の全身が大きく揺れた。そして、裸身をこわばらせた。 そこで春香はイタズラを止め、彼女の股間から離れた。 すると、(え…?!)(なぜなの?!)という風な表情が、彼女のきれいな顔に浮んだのを見て、

「わ、わたしを、あなたのオンナに、シテください!」

と、春香は必死になって、今の気持ちを、正直に彼女に向かって言った。

「私、知らないけど、いい?」
「はい!ぜったいへイキです。 ぜったいに、大丈夫ですから!」
「ほんとうに、あなた、後悔しないの?」
「はい!」 (私の処女を、お姉さまに捧げる、捧げたいっ!)

 上体を起こした彼女と、そんな会話をしながら、また春香は泣き出してしまい、(ポロポロ、ポロポロ)、涙が垂れた。 その春香の涙を、彼女はそっとそっと唇で拭いてくれた。そして唇を合わせ、吸い合い、今度は、互いの舌を差し出したり、吸い込んだりして、深く深く口づけしながら、やがて彼女の手が、春香の股間に伸びてきた。

「いいのね?ほんとうに、いいのね?」
「あ!お姉さま。 5分、あ、いぇ、1分だけ、いいですか?」
「え?」
「わたし、シャワー浴びてきます。 いいですか!?」
「え、ええ。 どうぞ…」
 
 そう言ってバスルームに飛び込んだ春香だが、その僅かな時間、気が気でなかった。 あのきれいな人が、黙って部屋から出て行ってしまうかもしれないと、心配で心配で、本当に春香は、1分位でシャワーを済ませ、駆け足で戻った。 ベッドに横になって待っててくれた彼女は、シーツに包まって微笑み返してくれた。 春香はまるで、子供が母親の胸に飛びつくような勢いで、彼女に抱きついた。

「もう泣くことないのに、あなたって…」
「でもでも…、うれしいです、わたし…」
「可愛い顔が台無しになるわよ」
「か、可愛いだなんて、そんな。 私なんか、ダメですよ」

 キスしながら、そんな会話を続けてる間に、彼女の指が春香の股間に宛がわれた。  未だ処女の春香は、彼女の体にぴったり上半身を添わせ、必死でしっかりとしがみ付き、やがて訪れる、女としての開花の未知の衝撃に耐えようと、体を強張らせた。 ゆっくりと、彼女の指先が朱肉を裂いて入ってきた。 (ビリビリっ、ビリビリっ)と、春香の腰周り全体が、緊張で強張った。 一層強く彼女にしがみ付いた。 彼女の指を受け入れようとすればするだけ、緊張感は逆に強まり、彼女の指の侵入を押し戻そうとした。 (はぁはぁ、はぁはぁ)春香の喘ぎが大きくなる。

「どう? …平気? …痛くない?」
「は、はい!」 (あ!指を2本にしてくれてる…)
「ね? わかる? 指が行き止ったの…」
「は、はい。 あ、いえ、あまり、か、感じません」 (私の処女膜ってこと?)
「このままつづけていい?」
「はい。 私を、女にしてください!」(お母さん!)

 知り合ったばかりの彼女に、処女を捧げようとした春香は、その瞬間なぜか心の中に母親の顔が浮んだ。 (お、お母さん!ごめんね。 こんな娘で、ごめんね、お母さん!) そして、 (ググッ!)と、一気に彼女の指が、春香の膣壁を突き上がり、同時に彼女は、春香の腰を(グッ)と下に押した。 (バチンッ!)と膜が破けた。 同時に(ガクン!)と、春香の頭部が後背に大きく反り返る。 (ああぁッ、ぅうぐぐ~ッ!)と、叫んだつもりの春香だが、大きく口を開けただけで、声にならなかった。 処女膜を破瓜された衝撃は、春香の心臓に、女芯からもろに突き上がり、一瞬ッ呼吸も止まった。 だが彼女の方も不可思議な衝動に襲われた様子で、ぼんやりとなった春香に、合わさった素肌と素肌から伝わった。 (ああ、うれしい!彼女もほんとうに私を受け入れてくれた!) そう感じた春香は、苦悶に顔を歪めながらも、うれし涙を流した。

「ごめんね。痛い?」
「……」 (うれしいけど、言葉にできない…)
「いい?指を抜くから、ちょっと力を抜いて、ね?」
「……」 (あ!なんか、漏れちゃいそう…)
「じっとしてなさい。 きれいにしてあげるから」

 そのひとは、わざわざ自分のバッグから、きれいなハンカチを取り出して、それで春香の股間を清めてくれた。 きれいな花柄のハンカチに、多量の鮮血が染み込み、粒々の赤黒い膜片も拭き取られていた。 それを彼女は、大事そうに小さく畳み、(はい)と春香に差し出した。 涙顔で受け取った春香は、うれしさのあまり、どっと彼女の胸に抱きついた。 それから一緒にシャワーを浴び、春香が必死に夕食を一緒にと誘ったが、もう時間も遅いからと断られてしまい、(じゃ)とたった一言、名前も住所も教えずに、彼女は春香のアパートから姿を消した。

 その夜、春香は、うれしのか悲しいのか、ずっとずっと泣きながら、眠りに入った。 何度も浅い夢を見て、夢の中に、何度も彼女の笑顔が浮んでは、消えた。
 翌日から、春香の毎日は、名も知らぬ彼女を探すという、迷える子羊になった。 電車の乗り降りでは、特にまわりに注意を払い、彼女の姿をキョロキョロと探し、あの日の記憶を甦らせては、なにか彼女の身元を探るヒントを見落としてないかと、そんなことばかり、思い悩む日々が続いた。
 (わたしの青い鳥は、どこへ飛んでいってしまったの? 帰ってきて! 帰ってきて!)



                             (つづく)




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